独り読む書の記
2009年10月12日の「はじめに」で記しているので、このブログ執筆については、それを参照してください。
2012年5月14日月曜日
隆慶一郎『隆慶一郎全集15・16 一夢庵風流記 上下』(2)
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立夏を過ぎてもあまり気温が上がらない日々が続いているが、「まあ、こんなものかもしれない」とも思う。ひとつひとつ丁寧に仕事をしようと思うのだが、どこかに疲れがたまっていて、興が乗らないのも今の季節の特徴かもしれない。深い考察を要求されながらも慌ただしい。 さて...
2012年5月11日金曜日
隆慶一郎『隆慶一郎全集15・16 一夢庵風流記 上下』(1)
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昨日は午後になって急に気温が下がり、激しい雷雨に見舞われ、横浜駅近郊では雹も降った激しい天候だったが、今日は朝から皐月の陽射しが差している。近所の花屋さんの店先では、もう紫陽花が売られている。 昨夜は、「花の慶次」の名称ででよく知られるようなになった前田慶次郎利...
2012年5月9日水曜日
風野真知雄『水の城 いまだ落城せず』(2)
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曇って少し肌寒い。先日の突風や竜巻に続いて、気象庁はこの2~3日うちにそれが再び起こるかもしれないという注意報を出している。気温の劇的な変動で生じる気象現象だが、気温の劇的な変動は身体にもこたえる。 先週の会議の疲れがまだなかなか取れないでぼんやり過ごしている...
2012年5月7日月曜日
風野真知雄『水の城 いまだ落城せず』(1)
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なんの取り柄もなく、覇気もないようだが、周囲から妙に信頼されている人がいる。「信頼」云々は別にして、居ても居なくても変わらないし、かといって人に迷惑をかけるのでもなく、いつも静かに笑っていて、周囲からは「デクノボウ」と呼ばれるような、そういう人間でありたいと、長い間思って...
2012年5月5日土曜日
諸田玲子『天女湯おれん 春色恋ぐるい』
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風薫る皐月というのに、今年の五月は雨にたたられて始まり、加えて一日から四日までの連休を利用した早朝から深夜までの会議で始まってしまった。会議の座長に任命されたためにサボるわけにもいかず、興の湧かない議論につきあわされて、いささかうんざりしながら連休が過ぎてしまった。どだい...
2012年4月30日月曜日
隆慶一郎『隆慶一郎全集11 捨て童子・松平忠輝 下』(2)
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朝から雲が広がっているが、新緑が美しい。「天皇誕生日」から「みどりの日」に変わり、そして今「昭和の日」と呼ばれる休日で、連休で出かけられた方も多いのか、人通りは少ない。だが、今夜あたりは車の渋滞があるかもしれない。ここは、東名高速道路青葉インターのすぐ近くだから。この...
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