独り読む書の記
2009年10月12日の「はじめに」で記しているので、このブログ執筆については、それを参照してください。
2012年6月6日水曜日
隆慶一郎『隆慶一郎全集17・18 花と火の帝 上下』(1)
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昨夜から降り続けていた雨がようやく上がったが、曇天の重い空が広がっている。久しぶりに朝寝をしてゆっくりと起きだしたが、かえって疲れを覚える気がするのは、身体が貧乏症になっているからだろうか、と思ったりする。山積みしている仕事を横目にゆっくりとタバコを噴かす。 今...
2012年6月4日月曜日
葉室麟『恋しぐれ』
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ときおり強く射す初夏の陽射しがまぶしく、日傘をさして人々が街路樹の道を歩いていくが、このごろの天候はひどく不安定である。台風3号が沖縄に接近したとの報も入っている。 先日、同級生の作詞家の辻哲二氏が5月 30 日に演歌の新曲を日本コロンビアから出したとのこ...
2012年6月1日金曜日
和田竜『のぼうの城』
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「水無月」と呼ばれる六月に入ってしまった。六月が「水無月」と呼ばれるのは諸説があるが、旧暦の「六月」と異なっているので、現在では、まあ「水の月」というのがいいような気がする。「無」は「の」という意味の連帯副詞でもある。ちなみに英語の「 June 」は、ローマ神話のジュ...
2012年5月30日水曜日
宇江佐真理『寂しい写楽』
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この2~3日、突然に夕方から夜にかけてにわかに曇り、風が吹いて、集中的な雨が降るという不順な天候が続き、一昨日は図書館に行く途中で土砂降りとなり、駅の構内で破れた屋根から雨がじゃあじゃともるという事態になって、駅の構内にあるコーヒーショップでしばらく雨宿りをしたり、昨...
2012年5月28日月曜日
童門冬二『葉隠の名将 鍋島直茂』
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ようやく初夏らしい日々になってきたが、一日の寒暖の差が大きく、夜にぶらぶら歩いていると思わずくしゃみが出たりする。この数日は日本の女子バレーの試合をずっとテレビで見ていた。いつ見ても、女子バレーの試合には感動がある。ロンドンオリンピックに行けるようになって本当によかった。...
2012年5月25日金曜日
風野真知雄『耳袋秘帖 八丁堀同心殺人事件』
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先日、ブログのコメントに葉室麟『蜩ノ記』が NHK でラジオドラマ化されて FM で6月 18 日から全十話で放送されるという知らせを寄せてくださった方がおられ、知らなかったので大変嬉しく思っている。『いのちなりけり』と『花や散るらん』をテレビドラマ用に脚本化すること...
2012年5月24日木曜日
藤原緋沙子『坂ものがたり』
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22 - 23 日と仙台に出かけていたが、 22 日(火)は雨で格別寒く、翌 23 日(水)は 10 度も気温が上昇する夏日になるという、まるで気温のエレベーターに乗っているようで、今年はこうした気温の激変が続いている。それでも雨に煙る仙台のけやき通りの新緑が美しく...
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