独り読む書の記
2009年10月12日の「はじめに」で記しているので、このブログ執筆については、それを参照してください。
2012年9月15日土曜日
葉室麟『散り椿』(1)
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今日もまだ暑い陽射しが照りつけている。夜ともなれば虫たちの演奏会が始まっているが、日中はうんざりする暑さである。昨日から、なんとはなしに仕事をする気になれず、こんな調子ではまた「すべきこと」が山積みしていくなあ、と思いながら、依頼されている原稿の下調べなどをぼちぼちしてい...
2012年9月12日水曜日
林望『天網恢々 お噺奉行清談控』
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まだまだ 30 度を超す暑さが続いている。関東では渇水のために農作物への被害が出ることが心配され始めている。内憂外患の社会状況が続いている。社会全体がどこか浮ついた感じがしているのはわたしだけだろうか。 それはともかく、 林望『天網恢々 お噺奉行清談控』( 2...
2012年9月10日月曜日
乙川優三郎『五年の梅』
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まだまだ暑い日々が続いていて、「天よ、もういいのではないか」と言いたくなるが、天の下、地の上で生きるのが人間であるから、今しばらくの忍耐が必要なのだろう。ようやくにしていつものペースの戻りつつあるから、山積みしている仕事を片づけていこう。 先日、図書館から 乙...
2012年9月7日金曜日
火坂雅志『天地人』
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このところ暑さがぶり返しているが、それでも季節がゆっくりと巡っていくのを感じている。この秋の予定やいくつかの仕事の依頼などをぼんやり見ていて、気力の減退もあって、いささかうんざりしないわけではないが、これも性分と思って諦め、ぼちぼちやっていこう。 そんな思いを...
2012年9月3日月曜日
葉室麟『霖雨』
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今年の8月は外出も多く、また、格別に暑かったこともあるのか、どこか気分的に浮ついたところがあって、沈思黙考の日々のはずであったのに、流れるように日々が過ぎていった感がある。読書もあまり進まなかった。そろそろネジを巻き直さなければならないと思っている。 それでも...
2012年8月27日月曜日
池端洋介『元禄畳奉行秘聞 幼君暗殺事件』
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今年はとりわけ厳しい残暑が続いていたが、今日は沖縄を通過している台風の影響で風が強い。このところ夜になるとしきりにコオロギが鳴き始めた。先日訪れた山の上ではススキが風に揺れていた。「目にはさやかに見えねども」だろう。「秋」というには、まだ早すぎるが、季節が秋に向かっている...
2012年8月24日金曜日
池端洋介『御畳奉行秘録 吉宗の陰謀』
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うだるような暑さが続いて、残暑の厳しさがひときわ感じられてならない。陽射しが強烈に、まさにジリジリと照りつける。忘れないうちにと思い、出先で弟の PC を借りてこれを記している。 以前、池端洋介『養子侍ため息日記』の二冊を読んで、その丸みのある独特の作風が面白く...
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