独り読む書の記
2009年10月12日の「はじめに」で記しているので、このブログ執筆については、それを参照してください。
2010年9月30日木曜日
海音寺潮五郎『列藩騒動禄』(2)
›
秋の長雨というが、このところ一週間ほどぐずついた天気が続き、今日も雨が降って寒さを感じる。この秋は紅葉を見にどこかに出かけたいと思うのだが、ふらりと、というわけにもいかないのでどうだろうかと思っている。 最近はとみに静かに暮らしたいと思っている気持ちが強いのか、胆力が衰えたの...
2010年9月27日月曜日
海音寺潮五郎『列藩騒動記』(1)
›
彼岸の中日から天候が激変し、むしろ肌寒さを感じる日々となり、雨が降り続いている。今日も薄灰色の厚い雲に覆われて雨がしどけなく降っている。 先日来、海音寺潮五郎『列藩騒動禄』(1965-1966年 新潮社 新装版 講談社文庫)の上巻を読み進めているが、自治区とも言うべき江戸時代...
2010年9月23日木曜日
鳥羽亮『極楽安兵衛剣酔記 とんぼ剣法』
›
昨日は季節外れとも思える真夏日だったが、今朝方から急に気温が下がり、予報通り雨が滝つせと降り始めた。台風の接近も予報されているので、これから2~3日はぐずついた天気になるだろう。だが、昨夜はよく晴れた中秋の名月で、久しぶりにきれいな満月を見たような気もする。満月の明かりは、やは...
2010年9月21日火曜日
松井今朝子『銀座開花事件帖』
›
気温はまだ少し高めだが初秋の蒼空が広がっている。このところ夕食後にすぐ眠気に襲われて眠ってしまい、あまりにも早く目が覚めて難儀をしている。身体のためにはもう少し寝た方がよいと思うのだが、起き出してコーヒーを入れ、本などを読んでいると目がさえてしまう。その分、どこか疲れを覚えるの...
2010年9月19日日曜日
山本一力『深川黄表紙掛取り帖』
›
初秋の青空が広がるようになって、雲が高くなってきた。日曜日の静かな朝というわけではないが、早朝に目が覚めて、コーヒーを飲み、新聞を読んでシャワーを浴び、友人から送られてきたメールのニュースレターに返事を書いたりしていた。 昨夜、うつらうつらする中ではあったが、山本一力『深川黄...
2010年9月18日土曜日
出久根達郎『安政大変』
›
薄く白い雲が空を覆っている。最高気温が30℃を下回る日々が続いているので、秋の気配を感じ始めているが、「眼にはさやかに」である。夏の疲れが出てきたのか、疲れがとれない気がしている。日用品の買い出しも必要なので、夕方に散策もかねて薬局を覗いたりしながら出かけようかと思っている。 ...
2010年9月16日木曜日
宇江佐真理『ひとつ灯せ』
›
高気圧の狭間に低気圧が発生し、北からの寒気の流れ込みもあって、昨日から秋風が吹き、富士山の裾野の御殿場高原は肌寒いほどだったし、ここでも、朝から雨が降って先日までの暑さが嘘のように去って、今日は白い秋の始まりを明瞭に感じる日になった。 御殿場では、ポスト・モダンの諸現象につい...
‹
›
ホーム
ウェブ バージョンを表示