独り読む書の記

2009年10月12日の「はじめに」で記しているので、このブログ執筆については、それを参照してください。

2012年2月29日水曜日

隆慶一郎『隆慶一郎全集6 鬼麿斬人剣』

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目覚めたら一面真っ白な雪景色が広がり、街並みが白く煙って、今もしんしんと雪が舞い落ちている。積雪もかなりあって、横浜では今年いちばんの大雪だろう。車も人通りも少ない。こんな日は、炬燵で雪見酒でも静かに飲むのがいいかもしれないと思いつつ、朝から仕事にせいを出していた。 昨夕、隆...
2012年2月27日月曜日

山本周五郎『新潮記』

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再び寒さが戻ってきて、今週は水曜日頃まで寒いらしい。雲が薄く広がっている。植物に水をやり、いくつか片づけなければならない物をぼんやり眺めたりしていた。  週末から日曜日の夜にかけて、山本周五郎『新潮記』(1985年 新潮文庫)を読んだので記しておく。本書の巻末に収められている奥野...
2012年2月24日金曜日

宮部みゆき『おそろし 三島屋変調百物語事始』

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ようやく寒さがゆるみ始め、近所の花屋さんの店先では花を咲かせたチューリップが売られていた。また寒さがぶり返したりして、今の季節はどことなく中途半端なところがあるが、それでも早春を感じられるのは嬉しいことである。梅がほころび始めるだろう。  宮部みゆき『おそろし 三島屋変調百物語事...
2012年2月22日水曜日

鳥羽亮『ももんじや 御助宿控帳』

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今日は少し曇っているが、このところ寒さが緩み、嬉しい限りである。青年のころに『若者たち』という映画を見て、その中で田中邦衛さんだったかが「春になると嬉しくって仕方がない。もう寒さに震えなくてすむから」というような台詞を語られていたのが妙に頭に残っていて、日々の生活に追われる中で、...
2012年2月20日月曜日

葉室麟『乾山晩愁』

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昨日、都内での会議に出たりして、いささか疲れを覚えていたが、寒さが少し緩んで、碧空が広がっていたので、朝から掃除や洗濯などの家事に勤しんでいた。家事をすると、生きるということはこういうことなのだな、とつくづく思う。  昨日、葉室麟『乾山晩愁』(2005年 新人物往来社 2008年...
2012年2月18日土曜日

庄司圭太『沈丁花 観相師南龍覚え書き』

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昨夜は雪がちらつき、今日はひどく冷え込んで寒さの厳しい日になっている。  寒い冬の夜はこたつでのんびりするのがいいと思いつつ、庄司圭太『沈丁花 観相師南龍覚え書き』(1998年 集英社文庫)を読んだので記しておこう。  作者は、文庫本のカバーに記載されている著者略歴では、1940...
2012年2月16日木曜日

坂岡真『照れ降れ長屋風聞帖 福来』

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昨日は所用が重なってこれを記すことができなかったが、今日は、仕事も比較的のんびりと始めた。今日は、寒さがぶり返し、気温の低い曇天が広がっている。三寒四温ではなく、六寒一温ぐらいだろうか、まだまだ、春は遠い。  昨夜、いささか疲れを覚えていたが、坂岡真『照れ降れ長屋風聞帖 福来』(...
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自己紹介

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kosoegawa
熊本市
福岡県に生まれる。遍歴を経て、横浜から転居し、現在に至る。
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